
先週も試合を見に行った福岡に、またまた訪れました。

鮎喰駅でJR到着を待つ。
今回の旅程は、行きは陸路、帰りは航路を予定。
徳島駅で、岡山行きの特急うずしおに乗り換え。

振り子式の気動車、3両編成。

岡山まで乗車、そこから新幹線に乗り換える。

旅行の小さな愉しみ、車の運転をしない旅行の、小さな愉しみ。
不思議と旅行に出ると、腹が減る。

吉野川を鉄橋で渡る。
ダダンダダン ダダンダダン
リズミカルな音が耳に心地よい。

讃岐山脈をはさんで、正確には中央構造線をはさんで、風景が著しく、異なる。
これほどわかりやすい変化は、他には無いのではないか。
特に讃岐平野の特徴的な地形が、懐かしい。
特急うずしおは高松駅に到着後、宇多津へ、そこから瀬戸大橋線に入ります。

右に番の洲が見える。
コスモ石油の精油所やYKK、川崎重工らが操業している香川の工業地帯。

四国と本州を結ぶ3つのルート。
明石−鳴門、児島−坂出、尾道−今治。
3つも要るのか、という問いが、ある。
出来てしまった今となっては、要らんといったって、壊すわけにはいかない。
で、維持費って、どれくらいかかるんだろね。

もう25年も前の番組が、どして面白いのか。
米朝と、いとしこいし、ノックと上岡の楽屋話がしみじみ、面白い。
子供心にも、いとしこいしの漫才は、とても面白かった。
ネタを展開しても、どこかドキュメントの雰囲気が僅かにある。
優れた芸なんだろうけど、理不尽なボケに困惑する様が、とても、いい。
そんな、いとしこいしのフリートークが又、実に面白い。
メロディー、なんだ。
で、岡山駅到着。

このキャリーバッグはほんと、とても邪魔。
これをじっさい蹴り上げたら事件となるだろな。
想像でしこたま、蹴ったった。

鹿児島行きに、初めて乗る。
博多まで、乗ります。

座席は、2−2。
ゆったりとした、座席。

野村克也が、おもしろい。
歴史の味、とでも言うか、なにしろ情報蓄積量の、ケタが違う。
しかし隣の席の方が気になる、爆睡。
緊張せよとは言わぬが同時に、油断するべからず、とも言いたい。
なにもじっさい事件は発生しませんが。
そして博多駅到着。
ヤフオクドームに向かいます。

本当は一蘭で昼食といきたかったが、行列を見て諦める。

何度この道を歩いただろう。
行く道は、いつも、希望で満たされている。

試合はイーグルスに、勝利。
勝ち試合の観戦は、いい。
これを味わうために、時間と銭を使用する。

新門司港発20時のフェリーに乗るためには、そろそろここを離れなければならない。
勝利の花火を見ずに、去ります。

雨が降ってきた。
逃げ込むように地下鉄唐人町駅に、到着。
博多で新幹線に乗り、小倉を目指す。
小倉からバスで、新門司港行きのバスに乗る。

予想外に利用客が、多い。
どういう人々なんだ。
向こうからすれば、わたしがとっても怪しいだろね。

このバスには、確実にフェリーを利用する人しか乗っていない。
それが、愉快だ。
やらしー。

久々の、フェリー。
定宿のキャビナス福岡が取れなかったので、今回こういう旅程となりました。

ホテルが動く、という発想。
寝台列車が絶滅に向かうなか、フェリーがまだ存続しとても、有難い。

フェリーにて夕食。
盛況です。
ほどほどの混み具合が、心地よい。
快と感じる距離感って、やはり、あるんですね。

別に家で読んでもいいのに、わざわざ旅先で、読む。
そうとう、ややこしい。

四国は、島。
徳島フェリーや阪神フェリーを、思い出す。
徳島出身者の意見としては、明石‐鳴門ルートを、鉄道と道路の併用橋にして欲しかった。
京阪神への最短ルートとしての優位性を、利用して欲しかった。
そして翌日。

繰り返すが旅先では食欲が、増す。

塩サバのコクと、目玉焼きと生卵。
たまご、多すぎ。
白飯×2杯。
腹いっぱい。
どして旅先の朝ごはんはこんなに美味しいんだ。

今回の旅も、もうすぐ終わり。
飛び込んでくる情報量が、多い。
旅の楽しさの、肝。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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